« 独島イン・ザ・ハーグ | トップページ | 韓国は結局、自分が中心になりたいだけ »

2011年8月10日 (水)

渤海湾の原油流出事故のその後

この件も、日本では報道をほとんど見かけません。中国という国の本質を示していると思うのですが。

原油流出:中国側が韓国との協議に応じず

【金真明(キム・ジンミョン)記者】 中国政府が渤海湾の油田での原油流出事故を公式に認めてから1カ月がたつが、韓国側が韓中環境共同委員会の早期開催を求めているのに対し、中国側が応じようとせず、「韓国無視」の戦略で臨んでいる。

■会議開催要請に無反応

 韓国政府当局者は7日、「約1カ月前に共同委の開催を提案し、中国側の回答を待っている」と述べた。別の当局者は「中国側は共同委にはさまざまな部署が参加するため、事故についての内部検討が必要だとし、日程を決められずにいる」と説明した。

 渤海湾の海上油田で最初に原油流出事故が起きたのは64日。中国国家海洋局が公式記者会見を開き、事実関係を認めたのは、それから1カ月後の先月5日だった。会見前に韓国は事故が韓国側海域に影響を及ぼすとみて、中国側に事実確認を求めたが拒否された。

 事故から1カ月以上にわたり、経緯を把握できなかった韓国政府は、この問題を中国と協議するため、当初下半期に予定していた韓中環境共同委の早期開催方針を固めた。韓国外交通商部(省に相当)のチョ・ビョンジェ報道官は先月12日の定例会見で「韓中環境共同委の早期開催を検討しており、(同委では)海洋汚染防止などに関する提案を行いたい」と述べた。別の韓国政府当局者は「共同委の開催は早ければ早いほどよい。外交ルートを通じて打診しており、中国が応じれば7月中に開かれる可能性もある」としていた。しかし、中国はこれまでにいかなる回答も示さず、韓国政府も「9月開催」を目標に中国側の説得に努めている。

 韓国政府が韓中環境共同委の開催を重視するのは、中国側に西海(黄海)の海洋汚染に関する情報提供を求め、再発防止策を協議するための場が必要だからだ。韓国、日本、中国、ロシアの4カ国は1994年から原油流出などの海洋汚染に対処するため、北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)という枠組みを設けている。しかし、渤海湾をはじめとする中国沿岸は中国側の拒否により、NOWPAPの管轄海域から除かれている。

■放射性物質流出疑惑にも沈黙

 最近中国の原子力潜水艦の放射性物質漏れ疑惑が浮上した際にも、中国政府は情報を提供しなかった。原子力潜水艦の事故説は、先月30日に米国にサーバーを置くニュースサイト「博迅新聞網」が初めて報道し、インターネット上で急速に広まった。中国政府はその後、1週間にわたり沈黙していたが、今月5日になって国防省が間接的に否定した。

 中国紙・環球時報は「中国遼寧省のある港湾に停泊中の原子力潜水艦から先月29日に放射性物質が漏れる事故があり、中国軍が現場を封鎖したといったうわさがあった」とした上で「国防省新聞弁公室に5日に確認したところ、中国海軍の原子力潜水艦から放射性物質が漏れた事故はなかった」と報じた。

 しかし、中国当局が今月4日、軍事上の理由で船舶通行を8時間禁止していた事実が明らかになり「原子力潜水艦の事故の事後処理が目的ではなかったか」との疑惑を新たに生んでいる。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

|

« 独島イン・ザ・ハーグ | トップページ | 韓国は結局、自分が中心になりたいだけ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 渤海湾の原油流出事故のその後:

« 独島イン・ザ・ハーグ | トップページ | 韓国は結局、自分が中心になりたいだけ »